家計簿は収入と支出を記録して把握していくものです。家計簿をつけることで収支の把握ができ、資産の増減が見えやすくなります。
お金を管理する基本とはわかっていても、実際にやってみるとなかなか続かず、いつしか自分に言い訳をして、やめてしまった経験がある人は多いと思います。
自分にあった方法だと思ってやってみても、毎日するのは億劫で、月末にまとめてやろうとすると、レシートの山ができています。
この記事では、家計簿をつけるコツと、3つの家計簿ツールのメリットとデメリットについて紹介します。また、それぞれの方法の特徴をまとめた上で、私が現在も使っているおすすめの方法についてもお話しします。
家計簿をつけるコツ
家計簿は継続することで、前年や前月と比較して無駄な出費がないかを確認することに意味があります。効果的な家計簿にするために、長く続けるコツについてお話しします。
- 漠然とでもいいので目標を決める
- 項目は複雑にせずシンプルに
- 使用頻度の低い銀行口座やクレジットカードは解約しておく
漠然とでもいいので目標を決める
目標なく続けるのは非常に難しいです。「月に○万円貯金する」、「1月までに△△万円貯金する」など、おおまかでも決めておくことで道筋が見えます。
項目が複雑にせずにシンプルに
項目を細分化して複雑にしてしまうと、家計簿は確認しにくく、記録もめんどうになります。慣れるまでは、項目はある程度まとめて、確認しやすくしておくのがおすすめです。
使用頻度の低い銀行口座やクレジットカードは解約する
口座やクレジットカードが多数あると管理が非常に複雑になります。銀行によっては、口座があるだけで手数料がかかる口座管理費や、紙での利用明細書に手数料をかける銀行が増えてきました。最も無駄な支出が手数料なので、家計簿を始めることを期に、口座数を減らし、手数料を払わないようにしましょう。
家計簿を冊子でつける
家計簿冊子を用意して、手書きで記入していく方法です。昔ながらの方法で、書店や雑貨屋ではとても多くの種類が販売されています。白紙の紙に自分で作成する方法もありますが、今回は市販の冊子を使う前提でお話します。
冊子でつけるメリット
- 様々な冊子が販売されており、すぐに始めることができる
- 外側は自分でカスタマイズができる
冊子を買えばすぐに始められる
昔ながらの方法なので様々な会社から、冊子が販売されており、購入すれば、工夫されたテンプレートで家計簿をつけられます。また、見た目にこだわった冊子も多数販売されており、お気に入りの家計簿はモチベーションをあげてくれるでしょう。
見た目は自分でカスタマイズできる
目標を表紙に書いたり、好きなシールを貼ったりと、見るだけで家計簿へ向かうやる気が出るようにカスタマイズできます。
冊子でつけるデメリット
- 項目のカスタマイズが難しい
- 記録に時間がかかる
カスタマイズが難しい
冊子では項目が割り振られており、カスタマイズができません。購入前に、自分の使用目的に合うものを選定する必要があります。また枠の数など、支払い回数によっては毎月変動してしまうものも、あらかじめ決まっているので、1ページに収めたくてもできないなど、気になる人には気になるところも調整ができません。
記録に時間がかかる
全て手計算・手入力になるので、記録するのにも根気が必要です。また、記録するまでレシートは保管しないといけません。
冊子でつけるのはこんな人におすすめ
- レシートの管理がきちんとできる人
- 自分に合った冊子を探したい人
- 好きな見た目の冊子を使ってモチベーションを上げたい人
家計簿をExcelでつける
Excelで自作して作成していく方法です。PCとソフトが入っていれば始められます。
Excelでつけるメリット
- 数式が入っていれば計算は自動で行うことができる
- グラフで可視化できる
- 項目は自在に決めることができる
自動で計算することができる
簡単な数式を入れておけば、自動で計算をしてくれます。レシートを入力すればそれだけで家計簿が出来上がります。
グラフで可視化できる
上記の自動計算と併せて、グラフを作るのも効果的です。例えば支出の割合を円グラフで出力すれば、「今月は食費が高かったな」と節約に活かせることができます。また、資産の推移を折れ線グラフにしておけば、貯金のモチベーションも高くなります。数字のみではなく、感覚的に確認ができるのはExcelの大きな特徴です。
項目を自在に決めることができる
細分化したい項目は細分化でき、まとめてしまいたい項目はまとめることができます。例えば、食費は利用しているスーパーごとに管理したり、家賃と光熱費は1つにまとめて住居費としてしまったり・・・といったカスタマイズが自在です。
Excelでつけるデメリット
- 項目は自分で決めなければならない
- Excelのメリットを活かすには数式の設定は必須
項目は自分で決めなければならない
前項のメリットにも挙げましたが、記載項目を自分で決めるのは、メリットでもありますがデメリットにもなり得ます。私の実体験ですが、一度決めた項目でも実際に使ってみると、重複してしまったり、抜けがあったりと多くが気になってしまいます。更新を続けてより良いものにしていけばいいのですが、私はそれが面倒になり、挫折してしまいました。
Excelはこんな人におすすめ
- 自分のこだわりで家計簿をカスタマイズしたい人
- グラフや表を利用して家計簿を見やすくしたい人
家計簿アプリでつける
配信されているスマホアプリを使ってつける方法です。多くのアプリが配信されており、それぞれが様々な機能を売りにしています。いつでもどこでもスマホ1台でできるのは他と違ってかなり便利です。有料のものもありますが、無料でも十分満足して利用できるものもあります。
家計簿アプリでつけるメリット
- 画面が見やすい
- レシートの読み取りや口座の連携など手間の少なくなる機能がある
画面が見やすい
利便性を追求して作られたアプリが多いので、画面がとても見やすいです。当たり前のことですが、非常に重要です。アプリであれば、毎日どこでも家計簿の確認ができるので、アプリを開きたくなるような画面であるのはとても重要です。
手間を少なくする様々な機能がある
レシートを写真で撮ると自動で入力されたり、口座やクレジットカードと連携することで、残高や利用額を確認できたりと、アプリによってさまざまな便利機能が備わっています。また、グラフを自動で作ってくれるものも多くあり、便利な機能を手間なく使用できます。
家計簿アプリでつけるデメリット
- 無料版だと機能が制限されることがある
- 口座やクレジットカードの連携など初期設定が面倒
無料版だと機能が制限されることがある
無料で配信して頂いているので文句は言えませんが、無料版だと機能が一部制限されていたり、広告が入ってくるので煩わしく感じることがあります。それを差し引いても余るほどの十分な機能があるので、どうしても気になる方は、有料版を使用しましょう。
口座やクレジットカードの連携が面倒
連携機能があるものに限りますが、数多くの口座を持っていると初期設定が面倒です。「家計簿をつけるコツ」の章でもお話ししたように、始める前に口座数を減らしておくのがおすすめです。
家計簿アプリはこんな人におすすめ
- 手間なく便利な家計簿を利用したい人
まとめ・筆者のおすすめ
3つのツールについて紹介しましたが、私が使ってみた時の印象も含めて、簡単にそれぞれの特徴をまとめます。
| 初期設定の 少なさ | 項目の 自由度 | 作業時間の 少なさ | 見やすさ | |
| 冊子 | ◎ | × | × | △ |
| Excel | × | ◎ | 〇 | 〇 |
| アプリ | △ | 〇 | ◎ | ◎ |
3つの方法の中で、私はスマホアプリをおすすめします。中でも、Money Forward MEというアプリを使っています。このアプリは銀行口座やクレジットカード、証券口座まで登録でき、資産全体の把握ができるようになります。無料版では10口座まで登録でき、1人で使う場合は十分だと思います。私は夫婦で使用していますので、証券口座も含めると少しもの足りないですが、問題なく使えています。クレジットカードでほとんどの支払いを行っているので、レシートの保管も不要です。
家計簿は始めるときにほとんど費用がかからないので、どんどん試してみて、長く続けられる自分にあった方法を見つけていきましょう。
コメント